人生はフルマラソン。時代旅®を通して伝えたいこと

長い人生はよくフルマラソンに例えられます。
私もまさしくそう考えており、経営はその一区間であるとも思っています。
爽快な時も苦しい時もあるのが長距離走の醍醐味ですが、最後には気持ちよくゴールテープを切りたいもの。
そのために時代旅®として考えていることをお伝えしたいと思います。
ラストスパート手前で感じること
これまで、経営者として、また人生を歩む者として、皆さんは山あり谷ありの道をひた走ってこられたのではないでしょうか。走ってきた過程で、飛び上がりたくなるような喜びや立ち止まってしまうような失敗など、たくさんの経験や実績を積み上げてこられたことと思います。

そんな中、ラストスパート手前でふと、
「経営者としても人間としても、もっとより良い人生にしたい」
「自分にはまだまだ発揮できていない力があるのでは?」
「自分なりにここまできたけれど、まだ他にお役目や必要とされる場があるのではないか」
などと感じる瞬間があるのではないでしょうか。
とはいえ、たくさんの経験を得てきたからこそ、若い頃のように、「あれもやってみたい」、「これはどうだろう」とただガムシャラに手を付けて突き進んでいく……というわけにもいかないのでは?
それは決して失敗を恐れているからというわけではないでしょう。この先に残されているであろう時間の中で、一番適切なものに確実に力を投入していきたいと思うがゆえではないでしょうか。
フルマラソンのゴールに力強くたどり着くために
マラソン競技では、ラストスパートで少しでもタイムを縮めようと力を尽くす選手たちの姿が見られます。では人生をフルマラソンと考えた時、ゴールに到達する頃を想像するとどうでしょう?
ある程度の年齢や経験を重ねてきた結果、「ひとまずゴールにたどり着ければよし」とスピードを緩めてしまうという方も見受けられます。それがよくないことというのではありません。確実にゴールにたどり着くのは大切なことですから。
ただ、ラストスパートでもう一押し、力を込めて満足してゴールテープを切りたいのであれば、
あるいは、確実に力を注げる何かを自分なりに見つけたいと考えるのであれば、
そのためのパワーを歴史から取り入れてほしいと考えているのが時代旅®です。

歴史という時代の流れの中、生きてきた先人たちの想いを史実、史跡、そして神社から受け取り、今の自分と対比して考え、体の奥底から感じてみる。
それを感じるためには、やはり知識があったほうが良いのです。
想いを馳せるための知識の共有を時代旅®では積極的に行っていきます。
歴史のバトンを受け取り、それを未来の誰かに渡していく。
これを実感できた時、ラストスパートに何に力を注ぐべきなのか、ヒントが見つかるはずです。
答えはあなたの中に
さらに、歴史と呼べるものはもうひとつあります。
それはあなたの過去です。
過去の中には、それまでの経験の中で蓄えてきたさまざまな種が存在するはずです。
ご自身がその種に気付いていなかったり、気付いていたとしても、ラストスパートに向けてどれを本格的に育てたらよいかわからなかったりといったことがあるかと思います。
その判断のために役立つのも歴史を繋いできた人々の知恵なのです。
先人が同様に、種を植えて大きく花開かせたこと、志半ばで枯らせてしまったことなどをひもとくことにより、ご自身の種をどう組み合わせてどう育てるかの指針となります。

歴史をあなたの中の答えを引き出すためのアイテムとし、パワーに変えていってください。
ラストスパートといっても無理に駆け出す必要はありません。スピードはなくとも自分の腑に落ちた形で、力強くゴールテープを切ることができればよいのです。
そのための伴走者として、時代旅®を選んでいただければ幸いです。
ご一緒により良いラストスパートを目指しましょう。
大杉日香理の時代旅チャンネル
時代旅®ウェブサイトのオープンを記念して
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人生はフルマラソン。経営はその一区間です。 長距離だからこそ、適切な緩急が大切ですね。Twitterでも歴史、神社、史跡を題材に経営力を高めるためのヒントをつぶやいています。